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2010年 01月 18日
「地球はミニ氷河期に突入した。」と発表(ドイツ研究所) │ カラパイアさま
という記事が出たのでエントリしてみる。タイトルはホッテントリメーカーで付けました。それっぽいですねw ちなみにこの発表を出した「ドイツ キール大学ライプニッツ研究所」は、地球温暖化関連で最も信頼に足るソースとされる(論文等もここのデータを参照することが多いです)「IPCC」の主要メンバーだそう。これまでとは若干重みが違うのはそのためですね。 僕はそういった事に詳しい先輩や、実際にそれ系で事業を為さっている方等と交流もあるので、元から地球温暖化で陸地が無くなっちゃうからCO2削減しないと!と声高に叫ばれるのには反対というか、若干の不快感すら覚える側の人間です。 正確には、世の中で叫ばれている「温暖化!CO2削減!」という批難には相当なレトリックと、巧妙な権益が隠されているからで。 前提として ・温暖化はある程度事実であると思う ・ただしそれが人為的CO2の問題なのか、或いはクリティカルな問題なのか ・ごみ分別はどれだけの効果が? ・90年ベースで25%削減がどれだけの効果があるのか、日本の国益にどれくらいの影響があるのか といった疑問を抱えています。また、そういった部分やメリットデメリットを明らかにしないままに美辞麗句を並べ立ててみたり、外面を良くしているのはどうかと思うのです。 例えばCO2の問題ですが、様々な温室効果ガスのうち最大の影響を及ぼしているのは「水蒸気」です。特に海面から蒸発するものが多いわけですが、こればっかりは自然の営みであって人為的な対策ではどうしようもありません。だからCO2!CO2!となっている訳で。 人為的にどうこうできない問題を検討しても仕方ないので、どうこうできるCO2を削減しよう!というなら解ります。そういった説明も無しにCO2を諸悪の根源のように、またそれによって経済発展を妨げる結果になりつつあるのはよろしくないのでは。 ・大気中の水蒸気が温室効果ガスとしては最大の寄与があると聞きました。少しくらい二酸化炭素が増えたところで、水蒸気の量に比べれば小さなもので、温暖化が進行するとは思えないのですが、間違っていますか。 ・地球温暖化論のウソとワナ ・[急]地球温暖化データにねつ造疑惑(09/11/26) 続いて池田信夫さんのblogと日経エコノミーより。そもそも地球は本当に温暖化しているのか?というはなし。 黒点周期説あたりは全く専門外なので紹介に留めますが、観測地点がヒートアイランドの影響を受けている点や、「クライメートゲート事件」の方では恣意的に排熱管等"高温で当然の場所"に移設されたきらいすらあります。地球は温暖化している、このままでは大変なことになるという状況であるとより強調される方が、利益を得る人がいるのも事実ではないでしょうか。 ……と、温暖化懐疑論についてだけ取り上げるのもアンフェアなので、お茶の間で一番見かけるであろう懐疑論の急先鋒、中部大 武田教授についての懐疑エントリをご紹介します。 地球温暖化懐疑論者「武田邦彦」教授の呆れたトンデモぶり │ きまぐれな日々さま 最後に僕の中で身近な例について一言。 仙台市ではごみの分別を積極的に推進していますし、これは重要なことだと思いますが、家庭ごみをいくら分別しようとも一般廃棄物(産廃以外のごみ)の約4割(全国平均)を占める事業系ごみは分別しないんですよね。 「25%削減(キリッ)で経済は大打撃、でも温暖化どころかミニ氷河期でした」なんてシャレになりません。 でもまぁ試算してみて「日本のエコ国益(技術を売ったり、プリウスが売れたり)<<<排出権ぼったくり(日本狙い撃ちの排出権キャップで経済停滞)」だとしたら、さっさと氷河期論をロビイングした方がいいかもしれませんね。 米中は消極的、ベースとなる90年にCO2を吐き出しまくっていたので削減も比較的楽な欧州ロシアはゆうゆうとクリア。90年時点で既に絞りきっていた日本はひたすら疲弊するのみ、しかし中国・インド・アフリカの発展で総排出量は増える一方……なんて結末にならないことを祈るのみですね。
by n_kanezuka
| 2010-01-18 17:33
| とりとめもないはなし
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